2009年04月02日
Kenny Drew/This Is New
ケニー・ドリュー Kenny Drew/This Is New
ケニー・ドリュー20代の最後、52年前の、まさに今頃の季節(1957年3月27〜4月3日)に録音されたアルバム。
ハンク・モブレー(サックス)、ドナルド・バード(トランペット)、ウィルバー・ウエア(ベース)、ウィルバート・ホーガン(ドラムス)のクインテット/カルテット編成。 ドリュー独自のタッチが生まれる直前ながら、若々しく熱いファンキーなプレイは聴きどころたっぷりです。
1日、北海道ウタリ協会が「北海道アイヌ協会」に名称変更した。
道ウタリ協「アイヌ協会」に
“アイヌ”とは「人間」を意味する言葉であり、僭越ながら自分は当初から「なぜ本家本元の協会が“アイヌ”と語らないのか。」と首を傾げていた。
私は当初からアイヌの人々への差別意識はなく、ごく普通に“アイヌ”と言っていたから、訳が分からなかったのだ。
その内、“アイヌ”という言葉は語られなくなって「ウタリ」という使い慣れぬコトバが使われ、春の山菜“アイヌネギ”は“ギョウジャニンニク”という聞き慣れないコトバで語らなければならなくなっていた。
十数年前くらいに、私は友人に
「アイヌの人たちは…」
と言うと、
「お前、その言葉は差別用語なんだぞ〜。やめろ!」
と大げさに咎められた。
「なんで?“アイヌ”って人間のこと(あるいはアイヌ民族のこと)で、差別でも何でもないよ。」
と反論すると、
「そんなこと知らんが、差別用語はいかんべさ。」
で終わらさせられた。
その意味や使い方を何も考えずに禁止させる「言葉狩り」が横行していた。
当たらず触らずの思考停止が蔓延しつつある状況となっていたのだ。
このままでは“アイヌ語”がなくなってしまうのではないか、とすら危惧された。
そんな時に協会が“アイヌ”を標榜したことはよかった。そして、正しい。
とりあえずは、よかった。
道ウタリ協「アイヌ協会」に
“アイヌ”とは「人間」を意味する言葉であり、僭越ながら自分は当初から「なぜ本家本元の協会が“アイヌ”と語らないのか。」と首を傾げていた。
私は当初からアイヌの人々への差別意識はなく、ごく普通に“アイヌ”と言っていたから、訳が分からなかったのだ。
その内、“アイヌ”という言葉は語られなくなって「ウタリ」という使い慣れぬコトバが使われ、春の山菜“アイヌネギ”は“ギョウジャニンニク”という聞き慣れないコトバで語らなければならなくなっていた。
十数年前くらいに、私は友人に
「アイヌの人たちは…」
と言うと、
「お前、その言葉は差別用語なんだぞ〜。やめろ!」
と大げさに咎められた。
「なんで?“アイヌ”って人間のこと(あるいはアイヌ民族のこと)で、差別でも何でもないよ。」
と反論すると、
「そんなこと知らんが、差別用語はいかんべさ。」
で終わらさせられた。
その意味や使い方を何も考えずに禁止させる「言葉狩り」が横行していた。
当たらず触らずの思考停止が蔓延しつつある状況となっていたのだ。
このままでは“アイヌ語”がなくなってしまうのではないか、とすら危惧された。
そんな時に協会が“アイヌ”を標榜したことはよかった。そして、正しい。
とりあえずは、よかった。
Posted by ばうまにあ at 21:01│Comments(0)
│Jazz
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