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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2010年10月17日

夜中の愉しみ

カウチポテトという言葉は死語なのだろうか。
自分は贅沢という意味合いではないが、毎夜カウチポテト族となっている。
帰宅後一杯やりながら好きな映画鑑賞をする。というもの。



 時々、無性に見たくなる映画がある。この20年間、その映画の監督はほぼ不動の位置にある。ドイツの映画監督、ヴェルナー・ヘルツォークである。彼の映画が好きだ。怪優クラウス・キンスキー亡きあとの彼は少し印象が薄くなった感はあるが、現在も質の高い映画を製作し続けている。
 ヘルツォーク作品はどれも気に入っているが、やはりキンスキーが出演していた80年代までの作品がいい。中でも「アギーレ/神の怒り 」(1972)、「ノスフェラトゥ 」(1979)、「フィツカラルド」 (1982)、「コブラ・ヴェルデ」 (1987)、そして「カスパー・ハウザーの謎 」(1974)。 「カスパー・ハウザーの謎」は確かあの黒澤明監督が「世界の名画百選」に入れていた。自分も演技や演出を超えた名作だと思う。


 こんな自分だから、大画面テレビでないともう満足できない。今は40型で見ているが、いずれはもっと大きいのを、そして3Dものを狙ってみたい。先日ビックカメラで3Dテレビを視聴してみたが、思った以上の視覚効果で、驚いた。これで今まで見さてきた映画をもう一度見直したら、新たな驚きを体験できると思う。



 ただ、自分の環境として残念なのがひとつ。夜中しか鑑賞できないので、サラウンドシステムが活用できず、ひたすらヘッドホン利用となっていること。サラウンド用ヘッドホンがあり、これで充分愉しめるのは間違いないのだが、それでもやはりスピーカーで大音量で見聞きしたいという欲望が渦巻く。環境が許せる人は、今すぐにでも大画面3Dテレビを高品質サラウンドシステムでぜひ試して欲しい。これぞ、極楽、という世界が待っているに違いない。


  


Posted by ばうまにあ at 15:53Comments(0)映画

2010年10月07日

BGMはznr

 BGMにznrを選んで仕事した。仕事が捗った。イメージの玉手箱のようなアーティストだから、時々音楽にインスパイアされて映像が頭に浮かんだたが、仕事の邪魔になるほどではなかった。
Hector Zazouは2008年9月8日に亡くなっていたことを知る。Joseph Racailleはいまも地味にマイペースに活躍中だ。  


Posted by ばうまにあ at 19:03Comments(0)アンビエント

2010年10月04日

It's A Rainy Day,

It's A Rainy Day, Sunshine Babe.
It's A Rainy Day, Sunshine Girl.

雨の日には 青空を思う
そう、ピーカン といわれるやつがいいかな
なりふり構わず
晴天姫城址へ向かおう
夜の帳が降りない内に
柘榴が隠微な雫を垂らす
その時を見に
そを味わいに

It's A Rainy Day, Sunshine Babe.
It's A Rainy Day, Sunshine Girl.

ブリキの太鼓 首から落とす
ガラン ガラガラ 雷のおと
台風抜けて 木の根が戦ぐ
朽ちかけの家 納戸のかげに
燕の巣落ち 便り途絶える
明け方の雲 泣きはらし
浮腫んだ顔を 隠そうともせず

明日は雨
またも雨かよ
明日も雨

雨降りやまず 
まぶしいあの娘をふと思う
雨降りだ
彼女 元気か
雨降りやまぬ

It's A Rainy Day, Sunshine Babe.
It's A Rainy Day, Sunshine Girl.




高校2年の時、4プラ自由市場の中古店で
真っ黒なジャケットのレコードを見つけた。
裏も表も黒ばかり。ほかに何の文字も印刷されていないようだ。
少しよれて来ているけど、それでも4,500円という値段。
気になった。
いろいろ調べてみた。
今と違い、情報が極端に少ないプログレの、しかも西ドイツのアヴァンギャルド系。
難儀したが、どうもFaustの“So Far”ではないか、ということがわかった。
あれが、マボロシのファウスト なのか??
心躍らせ翌日、また自由市場へ。
ジャケットを確かめると、黒の中に、やや艶がかった黒印刷で
『Faust So Far』
と読めた。
がああ~ん、やっぱり、これだぁ。

それから、土日は 喫茶店のアルバイト
時々、在庫確認に通いつつ
一月後
やっと入手
小躍りしつつ我が部屋へ・・・

一聴

ががああ~ん、
「なんだ、これは!」(岡本太郎)
全曲聴きとおしても わからん
でも、なんか、麻薬のような 魅力がある
すぐには嫌だけど
数日すると
また聴きたくなる
(この時期、うちの両親が漏れ聞こえるファウストに耳をそばたて
「うちのムスコ、何聞いてるんだ。うちのムスコ、何処へ行くんだ?!」
と心配していた事は疑いがナイ。)

とりあえず、これが ファウストの
魅力なのねん
そう納得することにした

それから数年後
クラウト・ロックに詳しい人物と出会った
彼にFaust『So Far』の評価を訊いている時、意外な言葉が返ってきた。
「あのイラストが雰囲気あるよね」
え?イラスト??そんなのあるの?
ぺらぺらの歌詞カードだけじゃ、なかったの?

がががあぁ~ん、
完全版じゃなかったのに、あの値段だったのぉ~
ぐ、ぐくやじい~

という思いであった。
4,500円は高かったか、安かったか?
今となってはどうでもよいが。




Faust So Far
ソー・ファー(紙ジャケット仕様)




   

Posted by ばうまにあ at 15:24Comments(0)ぷろぐれ

2010年10月03日

超!?訳 ユアズ・イズ・ノー・ディスグレイス

 先日、しこたま飲んで、酔いに任せて歌いながらの帰り道、
 歌った歌がイエスの「ユアズ・イズ・ノー・ディスグレイス」。
いえいえ、みなさん、聞いてください、大丈夫。
歌詞なんかぜんぜん覚えてないんです。
サビの部分だけと、あとは本当にテキトーな英語。
文法も文脈もあったもんぢゃないという程度。
 あっ、ご近所のみなさん、その節はお騒がせして、すまなんだぁ。

 ということで、酔いも抜けた翌日に歌詞を確認してみた。

Yours Is No Disgrace

Yesterday a morning came, a smile upon your face.
Caesar's palace, morning glory, silly human race,
On a sailing ship to nowhere, leaving any place,
If the summer change to winter, yours is no disgrace.

Battleships confide in me and tell me where you are,
Shining, flying, purple wolfhound, show me where you are,
Lost in summer, morning, winter, travel very far,
Lost in musing circumstances, that's just where you are.

Yesterday a morning came, a smile upon your face.
Caesar's palace, morning glory, silly human race,
On a sailing ship to nowhere, leaving any place,
If the summer change to winter, yours is no,
Yours is no disgrace.
Yours is no disgrace.
Yours is no disgrace.

Death defying, mutilated armies scatter the earth,
Crawling out of dirty holes, their morals, their morals disappear.

Yesterday a morning came, a smile upon your face.
Caesar's palace, morning glory, silly human, silly human race,
On a sailing ship to nowhere, leaving any place,
If the summer change to winter, yours is no,
Yours is no disgrace.
Yours is no disgrace.
Yours is no disgrace.


 いやあ、さすがジョン・アンダーソン。難解、といういか、気分、というか、わかりませんなぁ。
そこで、Excite翻訳を経て自力翻訳へ・・・。

 しかし、Excite翻訳がめちゃくちゃで、他でもいろいろ調べて見ましたが、どこにも直訳すら載っていない。
自分の持ってるレコードとCDにも翻訳なし。つまり参考文献なし。これは困った。

で、実はここ3日間、かじりついてやっとりました。(ウソだけど)
結局ど~もならんので、開き直って自分の歌詞を書く姿勢で臨んだ。
ポイントはジョン・アンダーソンの言葉ではなく、気分を読むこと。
リリース当時の1971年はベトナム戦争がカンボジアやラオスにまで拡大・激化した年。ほかにもパキスタンの内乱や第三次印パ戦争、ウガンダ・タンザニア国境での武力衝突など、世界中で紛争が勃発していた。いくつかのサイトでこの曲は戦争について歌っているという解説があった。そこで、この曲を反戦歌ととらえることとし、
以下の超!?訳が完成。


ユアズ・イズ・ノー・ディスグレイス


昨日の朝、 奴らの顔で微笑が渦巻く
シーザーズ・パレス アサガオ 全く愚かな人類
出奔しない船に乗り、いかなる場所からも離れゆく
冬が夏に変わるのならば、奴らの汚名はそそがれる

戦艦の動きを見たら 奴等がどこで何をしてるか 打ち明けているようなもの
賢いウルフハウンドも奴等の所業を知っている
夏に失われた遠い遠い朝と冬
静かにしてることすらできぬこのそわそわする気持ち 
奴等がどこで何をしてるか、考えただけでもおぞましい


昨日の朝、 奴らの顔で微笑が渦巻く
勇壮な記事で鼓舞して  結局は 聞いて極楽見て地獄  全くもって愚かな人類
本質的な目的を見失ってしまっていても、戦争をやめようとはしない
天変地異でも起きない限り、奴らの汚名
奴らの汚名 をすすげはしない
汚名 を奴らはすすげはしない
奴らの汚名 をすすげはしない


厳粛な死の意味すら無視された 壊れた軍隊が  地球を粉々に破壊する
汚い穴の中で奴らは蠢き続け 最後のモラルすら消えてなくなる


昨日の朝、 奴らの顔で微笑が渦巻く
勇壮な記事で鼓舞して  結局は 聞いて極楽見て地獄  全くもって愚かな人類
本質的な目的を見失ってしまっていても、戦争をやめようとはしない
天変地異でも起きない限り、奴らの汚名
奴らの汚名 をすすげはしない
汚名 を奴らはすすげはしない
奴らの汚名 をすすげはしない




異論は受け付けません(笑)。
語学にお詳しい方、固いこといいこなしさっ。


The Tes Album
サード・アルバム <7インチ・サイズ紙ジャケット&SACDハイブリッド盤>




  


Posted by ばうまにあ at 19:53Comments(0)ぷろぐれ