さぽろぐ

  映画・TV・音楽  |  札幌市東区

ログインヘルプ


2020年01月28日

) レスリー・ウェスト Leslie West - Mountain マウンテン(マウンテン1) (1969)

LeslieWest1


 今日は1日。ほとんどこのアルバムばかりを聞いてゐた。気に入っているということももちろんあるが、CDを変えるのがメンドだったからというのもある。その昔、友人とマウンテンの話になり、彼はこのアルバムのことを話していたのに、自分は『勝利への登攀(Climbing!)』のことを語ってゐたので、噛み合うはずがないのだが、それでも30分はお互い気付かずに語り合って居た、というオマヌケな思い出がある。
 このアルバムはレスリー・ウェストのソロ名義のアルバムなのだが、フェリックス・パッパラルディ参加の実質的「マウンテン」のファースト・アルバムなのだが、正式にはバンドとしての「マウンテン」のデビュー作は 『勝利への登攀(Climbing!)』 だったという経緯がある。
LeslieWest2

[side A]
1 Blood Of The Sun [Felix Pappalardi, Gail Collins, Leslie West] 2:35
2 Long Red [Pappalardi, John Ventura, West, N. Landsberg] 3:14
3 Better Watch Out [Pappalardi, Collins] 2:47
4 Blind Man [Pappalardi, Collins, Ventura, West] 3:50
5 Baby, I'm Down [Pappalardi, Collins] 3:58

[side B]
1 Dreams Of Milk & Honey ミルクととハチミツハチミツのの夢 [Pappalardi, Ventura, West, Landsberg] 3:32
2 Storyteller Man [Pappalardi, Ventura, West, Landsberg] 3:04
3 This Wheel's On Fire [Bob Dylan, Rick Danko] 3:18
4 Look To The Wind [Pappalardi, Ventura, West] 2:43
5 Southbound Train [Ventura, West, Landsberg] 2:57
6 Because You Are My Friend [West] 3:10

 [Credits] Guitar, Vocals – Leslie West
Bass, Keyboards, Musical Directer, Producer – Felix Pappalardi
Drums – N.D. Smart II
Organ – N. Landsberg (tracks: A2, B2, B5)

Engineer – Bob d'Orleans
Art Direction – Beverly Weinstein
Design – David Krieger, The Graffeteria
Photography By – Joel Brodsky

  


Posted by ばうまにあ at 21:39Comments(0)ハード・ロック

2020年01月26日

サンドローズ SANDROSE - Sandrose (1972)

Sandrose1
 フランスのシンフォニック・ロックの名品。サンドローズ。バンド名はヴォーカリストの名前から一部引用したのだと思うが、さもありなんと思えるほどの存在感を発揮している。ただし、自分好みではない。プログレ系のバンドとしては声量がありすぎるし、前に出すぎている。いや、あくまでも個人的な好みですが。
 で、そんなですがお薦めモードに入って居るのは、ギタリスト:ジャン・ピエール・アラルサンの存在。彼はすごいです。サウンド・トーンも紡ぎ出すフレーズも全て自分のものにしている。決して×●似の・・・ではないのです。それに、メロトロンを前面に出したキーボードの存在も忘れてはならない。3人がクレジットされていて、この頃には固定メンバーがいなかったのだと察されますが、どの人もよいプレイをしています。3曲目の“Underground Session(Chorea)”なんて、いいです。巡り会えてよかったと思える作品です。

Sandrose2

  

Posted by ばうまにあ at 19:48Comments(0)ぷろぐれ

2020年01月21日

Sandy Denny - The North Star Grassman and the Ravens (1971)

The North Star Grassman and the Ravens

 やっと、“ミューズ”にふさわしい記事が書ける。よかったぁ。
 夭折の歌姫サンディ・デニーのソロ1枚目。キーフの写真が美しく、そして彼女の世界を全て表しているのではないかと思える素晴らしいジャケットだ。 ここでのサンディは英国片田舎のパブで奔放に歌うデニーさんとこの娘、といったイメージが浮かぶ。いや、本当は既に彼女はストローブスフェアポート・コンヴェンションフォザリンゲイなどで活躍しており、十分なキャリアを積んだ歌い手だったといえる。聞こえる声自体にも迷いはない。もう完全にプロの歌声である。でも、自分の頭の中では、もっと身近な存在としてのサンディを欲している。何とも不思議な存在なのだ。 サンディはこれから更にキャリアを積んで、アメリカにも渡ってカントリーや米国のロック・フォークの要素も吸収し、更に大きく羽ばたいていくのだが、自分はまだ英国ローカルの色濃い香りを嗅ぐことができる本作の魅力がすばらしいと思う。

The North Star Grassman and the Ravens2

[side A]
1.Late November 11月の終りに [Denny] 4:28
2.Blackwaterside[Traditional]4:12
3.The Sea Captain [Denny] 3:09
4.Down in the Flood波止場 [Bob Dylan]3:20
5.John the Gun [Denny] 4:38

[side B]
1.Next Time Around 暗い星 [Denny] 4:26
2.he Optimist[Denny] 3:24
3.Let's Jump the Broomstick[Charles Robins]2:42
4.Wretched Wilburみじめなウィルバー [Denny]2:38
5.The North Star Grassman and the Ravens[Denny] 3:27
6.Crazy Lady Blues"[Denny] 3:22

[Credits]
Sandy Denny - lead vocals, acoustic guitar (A2/3/B6), piano (A1)
Jerry Donahue - electric guitar (A1)
Richard Thompson - electric guitar (A1-5/B2-4), accordion (A2), vocals (A4), acoustic guitar (B1-2/4-B5), bass (B2/B6)
Trevor Lucas - acoustic guitar (A1/A5/B3)
Buddy Emmons - pedal steel guitar (B6)
Pat Donaldson - bass (A1-3/B3-5)
Tony Reeves - bass (A4/B1)
Gerry Conway - drums (A1-4/B1-2/B4-6)
Roger Powell - drums (B3)
Ian Whiteman - piano (A4-8/10-11), flute organ (B5)
Barry Dransfield - violin (A5)
Royston Wood, Robin Dransfield - backing vocals (A5)
Harry Robinson - string arrangements (B1,4)

The North Star Grassman and the Ravens3
 余りに有名なので蛇足ではあるが、彼女は『レッド・ツェッペリン IV』の「The Battle of Evermore」でレッド・ツェッペリンと共演している。改めて紹介し聞き直してみようと思う。

  


Posted by ばうまにあ at 18:39Comments(0)British RockBritishFolk

2020年01月16日

Citta Frontale - El Tor チッタ・フロンターレ - 雷神 (1975年)

チッタ・フロンターレ

 オザンナが分裂してウーノとチッタ・フロンターレ、この2バンドが出来た。チッタ・フロンターレは ドラムスのマッシモ・グアリノとヴォーカル&ギターのリノ・ヴァイレッティが中心に結成された。 他のメンバーはおそらく当時のスタジオ・ミュージシャンだったのではないかと思われる。オザンナと比べて混沌としたマージナルな演奏は落ち着き、フォークやジャズの要素をも含んだ余裕のあるサウンドが印象的だ。メンバーのテクニックだけを見たら、もしかしたらオザンナ以上なのではないかと思わせる出来栄えである。
citta frontale


 ちなみに、タイトルの字体とジャケット・センスを見ると、こちら側が主体で進められて来たのだなと思わせる。
 これは完全に個人的な余談だが、20年程前、このチッタ・フロンターレこそがイタリアン・プログレの主流だと口角泡を飛ばして力説する人が居て、非常に困惑した思い出がある。自分も本作は名作だと思ってはいたけど、熱量強く押しまくられるのは苦手なのだった。
citta frontle2


[side A]
1 Alba Di Una Città 市民名簿
2 Solo Uniti... 1つのユニット
3 El Tor 雷神
4 Duro Lavoro 困難な仕事

[side B]
1 Mutazione 転換
2 La Casa Del Mercante "Sun"  商人”サン”の家
3 Milioni Di Persone  多くの人々
4 Equilibrio Divino? 神々に身をゆだねて

[Credits]
Enzo Avitabile  flute, recorder, sax, vocals
Massimo Guarino drums, percussion, xylophone, vibraphone, tamborine, maracas, vocals
Gianni Guarracino electric, acoustic & classical guitar, moog, vocals
Paolo Raffone piano, Fender Rhodes, harpsichord, organ, mellotron, glockenspiel
Lino Vairetti vocals, guitar, 12 string guitar, mellotron, harmonica
Rino Zurzolo bass  

Posted by ばうまにあ at 22:27Comments(0)ぷろぐれ

2020年01月13日

Charlie Haden チャーリー・ヘイデン - Closeness クロースネス (1976年)

Charlie Haden - Closeness1




 雑誌的なセンセーショナリズムな書き方をすれば、“ヘイデンと豪華ゲスト達との一騎打ち作品”とでも書けばよいと思うが、実際はそうバトル的なものではない。
 デュエットというと、ダンスでは融け合う様な男女のチークを思い浮かべるし、音楽で言えばやはりミュージシャン二人のひとつになった演奏や重唱。といったところか。
 そしてこの作品でのデュエットは、しいて言えば、お互いの違いを認識し合っての合奏か。

Charlie Haden - Closeness2
 特にB1のハープとベースのみの共演なんて非常に珍しいのではないか。
 最後の曲「For a Free Portugal」は、パーカッショニスト:ポール・モチアンとの共演だが、これは通常の演奏ではない。人々の歓声に重なって始まる演奏は、非常に抑制的で、その上緊張感が伝わってくる作品だ。時には銃声のような音まで聞こえて来る。
 当時のポルトガルはどうなっていたのかと思ってWikiしてみたが、ものすごく複雑で一朝一夕で理解できる代物ではなかったが、混沌とした政治情勢が続いてゐたということはわかる。そんな状況を表した曲なのだろう。

Charlie Haden - Closeness3

[side A]
Ellen David 9:11
O.C. 9:31

[side B]
For Turiya 12:26
For a Free Portugal 7:55

[Credits]
Charlie Haden — bass
Ornette Coleman — alto saxophone (track 2)
Keith Jarrett — piano (track 1)
Alice Coltrane — harp (track B1)
Paul Motian — percussion (track B2)

All compositions by Charlie Haden
Producer - Ed Michel
Engineer - Baker Bigsby, Tony May
Assistant Engineer - Geoff Sykes

Track A1: Recorded at Generation Sound, New York City, March 18, 1976.
Track A2, B2: Recorded at Generation Sound, New York City, March 21, 1976.
Track B1: Recorded at Kendun Recorders, Burbank, California, January 26, 1976.
Mixed at Westlake Audio, Los Angeles, and Kendun Recorders, Burbank.


  


Posted by ばうまにあ at 21:59Comments(0)Jazz

2020年01月09日

Triumvirat ‎– Illusions On A Double Dimple (1973) トリアンヴィラート

トリアンヴィラート - 二重靨の幻影
トリアンヴィラート - 二重靨の幻影 (1973年)
 ドイツのELPと言われたトリアンヴィラートのセカンド・アルバム。ハモンド・オルガン をメインに据えた大プログレ・・・と言いたいところだけど、結構軽快なポップ・ロックという面もある。メンバー全員の技量は高く、そういう面でも楽しめる。ヴォーカルは本格的ロック・スタイル(?)で、安心して聞いていられる。ただ、メンバー全員が纏まっている分、聞き進むにつけ意外性には行き当たらない。こういうところが物足りないと思う人はいるかも知れない。
 今年はねずみ年なので、そういう意味でも選んでみました。


Triumvirat ‎– Illusions On A Double Dimple
[side A]
Illusions On A Double Dimple 二重えくぼの幻影 (23:11)
1 Flashback
2 Schooldays
3 Triangle
4 Illusions
5 Dimplicity
6 Last Dance


[side B]

Mister Ten Percent ミスター・テン・パーセント (21:21)
1 Maze
2 Dawning
3 Bad Deal
4 Roundabout
5 Lucky Girl
6 Million Dollars

[Credirs]
Jurgen Fritz ユルゲン・フリッツ - Hammond organ, Moog synthesizer, electric piano, Steinway grand piano, vocals
Hanna Helmut Köllen -  bass, acoustic & electric guitar, vocals
Hans Bathelt -  percussion

guest:
Hans Pape  - bass on A1
Ulla Wiesner  - background

Brigitte Thomas
  - background vocals
Dolitzsch
  - background vocals
Peter Cadera  - Spoken words on A1
The Cologne Opera House Orchestra
The Kurt Edelhagen Brass Section
  


Posted by ばうまにあ at 18:14Comments(0)ぷろぐれ

2020年01月03日

Khan - Space Shanty (1972) カーン - スペースシャンティ (宇宙の船乗り歌)

Khan-Space Shanty1

カーンスペース・シャンティ」。1972年の唯一の作品であり、ブリティッシュ・ロック屈指の名作といわれる。驚くべきは、スティーヴ・ヒレッジのスペイシーなギター・スタイルが既に確立されて居ることであろう。そして、契約の関係でゲストとなっていた、デイヴ・スチュアートの全曲に渡る軽快でちょっぴりユーモラスでそしてシリアスな曲調にどんぴしゃりなオルガン・ワーク。これに尽きると思うのデアリマス。

Khan-Space Shanty2
[side A]
1 Space Shanty (Incl. The Cobalt Sequence And March Of The Sine Squadrons) スペース・シャンティ (宇宙の船乗り歌)
2 Stranded (Incl. Effervescent Psycho Novelty No. 5) 見知らぬ浜辺にて (ここはどこかなァ)
3 Mixed Up Man Of The Mountains 自由への飛翔 (私は飛ぶのだ)

[side B]
1 Driving To Amsterdam アムステルダムへのドライブ (あなたの中に私がいます)
2 Stargazers 星をみつめる二人
3 Hollow Stone (Including Escape Of The Space Pilots) ぬけがらの化石

Space Shanty3
Guitar, Vocals – Steve Hillage
Organ, Piano, Marimba, Celesta – Dave Stewart
Bass Guitar, Vocals – Nick Greenwood
Drums – Eric Peachey

Written-By – Hillage, Greenwood (tracks: A3)
Producer – Neil Slaven
Engineer – George Chkiantz, Pete Booth, Derek Varnals
Remix Engineer – Dave Grinsted, Derek Varnals
Original Sleeve Design – David Anstey

  

Posted by ばうまにあ at 17:59Comments(0)ぷろぐれ

2020年01月02日

Gentle Giant ‎– Octopus (1972) ジェントル・ジャイアント 「オクトパス」

皆さん、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。新年1発目は「たこ」で行きます~。
Gentle Giant Octopus 1

 ジェントル・ジャイアントの「オクトパス」。クオリティ高い作品が多い彼らの中でも評価の高い本作「オクトパス」オリジナルは1972年リリースだが、日本盤がリリースされたのは1977年と遅かった。おそらく、1975年に日本でもリリースされた「フリー・ハンド」の高評価がレコード会社の尻を叩いたのだと思う。 自分の知る限りだが、個々人の受け持つ楽器の多様性と技術の高さでいえば、右に出る者がいないんじゃないかと思って居る。

 実はこのアルバムには2種類のジャケットが存在する。上の物と下の物だ。 


  上は本国イギリス盤。下はアメリカ盤。イギリスではヴァーティゴ・レーベルから、アメリカではキャピトル・レーベルから出されているので、その辺の事情でジャケットが変えられたのかと推測するが、情報の少ない70年代、高校生の自分は両方のジャケットを見比べ「違うアルバムなのか?」と迷いに迷った。結局、変形ジャケットで薄い紙を使用していたアメリカ盤は壊れやすいだろうと踏んでイギリス系のジャケットを取ったが、アメリカ盤にもちょいグロなセンスと変形ジャケットといふ魅力があった。 UK盤デザインはかのロジャー・ディーンだが、US盤はジョーン・バーグという人らしい。彼はグラミー賞を4度受賞しているキャピトルお抱えのアート・ディレクターだったようだ。

[side A]
1 The Advent Of Panurge パナージの到来
2 Raconteur Troubadour おしゃべりな吟遊詩人
3 A Cry For Everyone クライ・フォー・エヴリワン
4 Knots ノッツ

[side B]
1 The Boys In The Band ボーイズ・イン・ザ・バンド
2 Dog's Life ドッグズ・ライフ
3 Think Of Me With Kindness シンク・オブ・ミー
4 River リヴァー

 

Raymond Shulman - Bass, Violin, Guitar, Percussion, Vocals
Philip Shulman
- Saxophone, Trumpet, Mellophone, Lead Vocals, Backing Vocals
John Wethers
- Drums, Congas, Percussion
Gary Green
- Guitar, Percussion
Kerry Minnear
- Keyboards, Vibraphone, Percussion, Cello, Synthesizer [Moog], Lead Vocals, Backing Vocals
Derek Shulman
- Lead Vocals, Alto Saxophone
Mike Vickers
- Moog Operator

Composed By – Shulman, Minnear, Shulman, Shulman
Gentle Giant - Producer
Roger Dean - Artwork (UK)
John Berg - Artwork (US)

LP


  

Posted by ばうまにあ at 19:10Comments(0)ぷろぐれ

2020年01月01日

Michael Rother - Flammende Herzen (1977) ミヒャエル・ローテル 「燃える心」

ミヒャエル・ローテル1

ミヒャエル・ローテル。[1975年前後にはマイケル・ローザーと英語読み。今はミヒャエル・ローターとごちゃ混ぜ読みがある。Wikipediaではこの読み方になっているが自分は全部ドイツ読みでいいと思う。] ご存知Neu! ノイ!の片割れ・静の男。これは彼の1stソロアルバム。邦題は「燃える心」。ドイツ語辞書をひいてもほぼ同じ翻訳となった。だが、サウンドは「醒めた心」といへよう。独特の静けさと揺らぎ、安らぎを感じさせる音。作曲家というよりはサウンド・クリエイターと言った方がしっくりくる。ドラムスはカンヤキ・リーベツァイト。プロデューサーはコニー・プランク

[side 1]
1. Flammende Herzen 燃える心 7:02
2. Zyklodromツァイクロドローム 9:36

[side 2]
1. Karussell 回転木馬 5:22
2. Feuerland 火の国 7:04
3. Zeni ツェニ 5:09

Michael Rother - Guitar, Electric Piano, Bass, Synthesizer, Organ, Electric Percussion, Producer
Jaki Liebezeit - Drums
Conny Plank - Producer, Engineering
Recorded June - September '76

 Flammende Herzen rear
なんと、3年前2017年の1月22日、ヤキ・リーネツァイトが亡くなっていた。知らなかった。カンは二人になっていたのだね。合掌。
  

Posted by ばうまにあ at 17:55Comments(0)Euro Rock

2019年12月29日

ロヴェッショ・デッラ・メダーリャ ‎– 汚染された世界

Il Rovescio Della Medaglia ‎– Contaminazione
Il Rovescio Della Medaglia ‎– Contaminazione (1973)

 正直、このアルバムを知ったのはCD時代になってからである。以前から噂には聞いてゐたものの、過剰なイタリアっぽさが鼻に着くと嫌気がさす場合があるので、この作品もそうじゃないかと勘ぐったのだ。しかしそれは杞憂に終わった。もちろんイタリアの香りはぐんと来るのだが、それ以上にバロック音楽への憧憬とロマンチシズムへの傾倒は、あのニュー・トロルスに勝るとも劣らないし、狂い方はイル・バレット・ディ・ブロンゾオザンナとも比肩しうるバンドであったからである。

Contaminazione (Rear)

[side A]

1 Absent For This Consumed World 消滅した世界 0:57

2 Ora Non Ricordo Più 忘却の彼方へ 1:44

3 Il Suono Del Silenzio 静寂なる響き 5:07

4 Mi Sono Svegliato E.. Ho Chiuso Gli Occhi 目覚め…そして再び夢の中 4:11

5 Lei Sei Tu: Lei 貴女への熱き想い 1:59

6 La Mia Musica 君に捧げる歌 3:57

[side B]

1 Johann ヨハン・セバスチャン・バッハ 1:20

2 Scotland Machine スコットランド・マシン 3:01

3 Cella 503 独房503号室 3:12

4 Contaminazione 1760 汚れた1760年 1:03

5 Alzo Un Muro Elettrico 電波障害 2:47

6 Sweet Suite 絢爛豪華な部屋 2:13

7 La Grande Fuga 終焉のフーガ 3:32


Stefano Urso  - bass

Gino Campoli  - drums

Daniela Boccadoro  - guitars

Enzo Vita  - guitars

Franco Di Sabbatino  - keyboards

Pino Ballarini  - vocals, percussion Written-By Vita, Enriquez, Sergepy (tracks: A2 to B1, B3, B4)

Bardotti (tracks: A2 to B1, B3, B4)

Concepted , Directed, Produced by Luis Enriquez Bacalov (コンチェルト・グロッソのオーケストラ・アレンジをした人)

Engineer - Rodolfo Bianchi

Technician - Franco Finetti

  
タグ :Italian Rock


Posted by ばうまにあ at 20:41Comments(0)Euro Rock

2019年12月27日

Affinity - Affinity (1970)

Affinity

 アフィニテイは、リ-ド・ヴォーカルのリンダ・ホイル売り込みのためのプロジェクトだったというのが近年の認識だ。結果的にリリースされたのは本作とリンダのソロ1枚。一部で評価は高かったものの、さほど売れたとはいえず、近年新たな音源が発掘されつつあるという状況だ。プロデューサー等の思惑は外れたということだろう。
 しかしながら、このバンド唯一のアルバムは、ジャズ、フォーク、サイケそしてプログレッシヴ・ロックの'60年代から'70年代初頭の空気を伝える稀有な作品となっている。キーフによるジャケット写真も当時の陰鬱だが清冽かつエキセントリックな空気を伝えている。

[side A]
1 I Am And So Are You
2 Night Flight
3 I Wonder If I'll Care As Much もう気にしない
4 Mr. Joy

[side B]
1 Three Sisters
2 Coconut Grove
3 All Along The Watchtower

[personnel]
Linda Hoyle - Vocals
Lynton Naiff - Organ, Piano, Electric Piano, Harpsichord, Vibraphone
Mike Jopp - Guitar
Mo Foster - Bass
Grant Serpell - Drums, Percussion
John Anthony - Producer
Frank Owen, Robin Cable - Engineer
Design, Photography By Keef

Affinity

CD

Affinity LP

LP

Linda Hoyle - Pieces of Me

リンダ・ホイルのソロ「ピーセズ・オヴ・ミーLinda Hoyle - Pieces of Me


  

Posted by ばうまにあ at 15:53Comments(0)ジャズ・ロック

2019年12月25日

アフロディテス・チャイルド - イッツ・ファイブ・オクロック (1969)

 アフロディテス・チャイルド。「ブレードランナー」や「炎のランナー」のサウンド・トラックで知られるヴァンゲリスデミス・ルソスが在籍していたギリシャのバンドとして知られているが、これは彼らの1969年リリースのセカンド・アルバム「イッツ・ファイブ・オクロック
  アフロディテス・チャイルド といえば、「666 ( 666 - アフロディテス・チャイルドの不思議な世界 )」が名作と知られるが、ここはあえてその前の作品にしてみた。どうしてかというと、「666」はヴァンゲリスのプロジェクト的な要素が強いアルバムなのに対し、「イッツ・ファイヴ・オクロック」はいかにもという程ヨーロッパ・バンドの匂いがぷんぷん香る所がいい。サイケ調の曲やユーロ・ポップスの哀愁を帯びた旋律なんかもいい。こういう曲にはデミス・ルソス独特の揺らぎのあるヴォーカルが、沁みる。1曲目のタイトル曲なんかその代表だ。この曲を聴くだけで、このアルバムに価値はあると思わさせられる。

Aphrodites Child

  

Posted by ばうまにあ at 21:06Comments(0)Euro Rock

2019年12月20日

今日の降雪

 今日東区は6cm位の雪が降った。中心部に住んでいる友人に聞いたら、1~2㎝だというから、住んでいる地域で結構違う。ただ、寒い日のさらさら雪は軽いので除雪はそう大変でもない。しかも今年は融雪口がある。病後の身ではあるが思った以上にほいほいとできてしまった。駐車スペースは屋内になったので、除雪の負担はますます軽い。
 思えば、今までは駐車場の除雪は両隣がずぼらでほとんどやらないから、こちらの負担が多く、しかも雪置き場がやや離れていたから大変だった。その上階段の除雪もしなければならなかったので、正直しんどかった。だから今の棲み処に移ってよかったと本当に思う。
 
   

Posted by ばうまにあ at 22:20Comments(0)北の暮らし

2019年12月20日

ケンプズ・ジグ


 ケンプズ・ジグ。プログレ人としてははっとする人も居る筈。そう、グリフォン1st 1曲目の曲です。ヤン・アッカーマンのソロ「Profile」は1972年。グリフォンの1stは1973年と1年ずれてのリリース。ふと、グリフォンはアッカーマンのソロを聴いてアルバムに入れるする気になったのでは?と思ったりする。でも、世の中同時多発的にシンクロニシティすることって間々あるから、もちろん偶然なのかも知れない。クラシックの古典に詳しくないからよくわからないけれど、ヨーロッパではかなりポピュラーな曲かも知れない。・・とどうでもいいことをじたばた考えてゐる。
Jan Akkerman - Profile
Jan Akkerman - Tabernakel 流浪の神殿
Jan Akkerman - Tabernakel 流浪の神殿
Gryphon - Gryphon
  

Posted by ばうまにあ at 21:02Comments(0)Euro Rock

2019年12月18日

朴葵姫(パクキュヒ)

Harmonia -ハルモニア-

 今回はクラシックギターの朴葵姫(パクキュヒ)。
 今韓国は、特に日本との関係ががたがたしてるんだけど、それとは関係なく、器用で美しいメロディを奏でる韓国人クラシック・ギタリストの朴葵姫(パクキュヒ)さんを紹介したい。
 彼女は特にトレモロ奏法(アルハンブラの思い出で有名なアレね。)のテクニックには定評があるギタリストです。


 日本人アーティストとの交流も多く、今の所の最新作「Harmonia -ハルモニア」では押尾コータローさんと渡辺香津美さんがキュヒさんの為に書き下ろし新作を提供しています。
 今は師走で、何かと多忙な時期ではありますが、こういう落ち着いたアルバムを聴いて平穏な自分自身を取り戻したいおのだ。
 残念ながら、朴葵姫(パクキュヒ)さんのWikipediaが作成していないので、こちらをリンクしておきます。
朴葵姫(パクキュヒ)コンサートで感じたクラシックギター音楽の特徴

スペインの旅


SONATA NOIR


Saudade-ブラジルギター作品集-


最後のトレモロ



  

Posted by ばうまにあ at 15:30Comments(0)音楽

2019年12月15日

ルネッサンス シェエレラザード夜話

<center><img src=
 1976年(オリジナル・リリースは1975年)。夜のFM番組で流されたのがこの「シェエラザード夜話」だった。
 当時僕は高校生で、いろんなロックを聞きたいと思ってはいても、金がなかったのでそんなに沢山買えない。だったらラジオからエアチェックしようということだった。当時はFMエアチェックが人気で、FM雑誌(オーディオやアーティスト情報も含まれていた)が3誌以上発行されていたので、その人気ぶりは推して知るべし。また、この年の数年前位からオーディオの性能が爆発的に向上し、価格も低下してきたこと(コスパが上がった)から、性能の良いチューナーやカセットデッキが比較的入手しやすくなってきていた。幸い僕の父もオーディオに関して興味を持っていたので、まずは小遣いとバイト代でプレイヤーを買い、これをネタに親をだまくらかして、他のオーディオコンポを買って貰った。
 この経緯やシステムについては後日語って行くとして、今回は表題の“ルネッサンス”。
 当時はFMでフル・アルバムをオンエアしていた時代で、この「シェエラザード夜話」もまるまる1枚放送していたので、これをエアチェックし、何度も聞いて気に入って、玉光堂(すすきの店)で購入した。
 この時、僕には家庭教師的な人がいて、この人が部屋によく入って来ていた。この日も突然入り込んで来たのだが、まさにこのB面「シェエラザード夜話」を聴いてゐた時で、彼はこんな音楽を聴いたことがなかったらしく、「こんな高尚なロックがあったのか!」と大変驚いていた。そんなことを思い出す。
 「シェエレラザード」といえば、通常ならリムスキー・コルサコフだが、この曲は、曲想はリムスキー・コルサコフから得つつも、オーケストラアレンジも含めて全くのオリジナルなのだ。これはもう驚異としか言えない。A面の3曲も、アニー・ハズラムの歌声が華麗に舞う名曲ばかり。アレンジも素晴らしい。
SACD Scheherazade And Other Stories
音質の良いSACD盤。

Scheherazade And Other Stories



  

Posted by ばうまにあ at 13:59Comments(0)ぷろぐれ

2019年12月10日

カーヴド・エア- Air Cut

カーヴド・エア “エアー・カット”

  カーヴド・エアが来年2月に来日する。
あの可憐だったソーニャ・クリスティーナは貫禄たっぷりに変貌したようだが、自分だってそうなので文句は言えない。というより、よくぞまだやってくれていると感謝したい位だ。
 しかも内容は、神童といわれたエディ・ジョブソン在籍時の名作「エア・カット」再現ライヴ。マイク・ウェッジウッド(元Caravan)ゲスト参加と、あなどれない公演となろう。
 オリジナル・リリースは1973年だから、もう46年前である。そして10年前位まではCDリリースされなかったいわくつきの盤でもある。何故か?バンドが事実上の休止期に、業を煮やしたソーニャが勝手にバンドを編成し、録音/リリースしてしまった作品だから。 これには創立メンバーであり、バンドを続けて来たフランシス・モンクマン(Keyb)とダリル・ウェイが怒ったというのも無理からぬ話であるが、この急造されたバンドによる“エア・カット”が、実に良い作品となったものだからもうビックリ。きっとこの二人がジェラシーに燃えたばっかりにCD化も遅れたのだろうと推察できるのであ~る。

カーヴド・エア来日公園

  

Posted by ばうまにあ at 17:23Comments(0)ぷろぐれ

2017年04月01日

エヴァ・デマルチク・ライヴ

エヴァ・デマルチク・ライヴ


 その昔(1980年前後)ユーロロックの情報誌でがギター1本で・・うんぬん。なあんて記事を見て気になっていたが、ほかの王道ユーロロックを追いかけるのに精一杯でいつのまにか忘却の彼方へと消えて行った"未亡人"。最近になって急にそれを思い出し、検索してひっかかったのがこのCD「エヴァ・デマルチク・ライヴ」。今まさに聴いている途中であるが、書かずにいられなくなった。ナチスとソヴィエトに蹂躙され数々の悲劇を生んだ国:ポーランドの人々の奥底で蠢く血の色が混じった黒色を感じざるを得ないサウンドとでもいおうか。ギターとヴァイオリンとピアノ。そして時々ドラムスという編成も物悲しい。まだ全部聞いてはいないが、「そんな風景 TAKI PEJZAZ」という曲の迫力あるトレモロ唱法に驚愕!ほかの曲も内省的で暗い。だから大好き!
 でもひとつ疑問が。この人があの「黒衣の未亡人」か「黒衣の花嫁」で正解なのだろうか?いまひとつ確証が持てないのであるが。
  

Posted by ばうまにあ at 17:22Comments(0)音楽

2017年03月20日

睡眠時間


睡眠不足?


 「睡眠は8時間程度は取らないと駄目。」といふ人も居れば、「3時間眠れば充分。」と主張するセンセも居る。さて、どの説が正しいのか、睡眠人生を長くやっている自分であるが、実はよくワカラン。受験期には「3時間説」を取ったが、いつも眠かった気がするし、「8時間」眠ったあとも眠い時もあった。12時間眠って頭が痛くなった時もある。但し、徹夜で睡眠ゼロの時はさすがに昼間調子が良くないのは事実である。人間、諸説あれど、何時間であれ、睡眠は取らねばならない動物であるらしい。ここ暫く自分は理由は無いが、7時間以上は眠りたいと思って来た。だからそれ以下の時間しか取れなかったら、睡眠不足な感覚を持って目覚めることとなった。

 さて、ここに来て自分の睡眠時間が極端に短くなってきた。昔から寝入りが悪かったが、ここ数年では寝入りにより時間がかかり、やっと眠れたとしても2~3時間で起きてしまう。起きてしまったら、徐々に尿意を催してしまい、トイレに立つ。トイレに立って床に戻ると完全に目が冴えてしまい、そうなると過去にあった気になることを思い返したり、まだ見ぬ未来の予想をあれこれ考えてしまったり、はたまたどうでもよい些末な事柄を繰り返し思い描いたりと、頭がぐるぐる無駄に回転してしまい、またまた寝入りまで数時間かかり、完全には眠れぬまま朝を迎えてしまう時もある。とにかく連続して4時間以上眠れる時がなくなった。だからいつも睡眠時間が不足気味な感じを持ったまま起きて居る訳である。その為かふとした時に睡魔が襲ってくる。眠って許せる環境ならば、そのまま眠ってしまうのだが、そういう状況になることはほとんどない。

 10日前、昭和24年生まれのMさんと知り合い、1週間ほど仕事を共にさせて頂いた。その休憩時間の折に自分の睡眠時間のことを話すと「その年ではちょっと早いと思うけど」と前置きしながら「私とほとんど同じだ」と語った。Mさんが連続して眠れるのはいつも2~3時間が限度で、一度起きたらあとは眠ることができず、横になって目を瞑って居るだけの状態で朝になってしまうのだという。「もちろん本当はずっと眠ったままに朝を迎えるのが良いのだろうけど、そうできないのだからこれは受け入れるしかない。だから夜の途中で起きてしまっても、そのまま目を瞑ったままで寝転んでいるんだ。目を閉じて横になって居るだけでも脳と体は眠って居るのとほぼ同じ状態になっているというからね。そう思って続けていると、この睡眠だけで充分だと感じられるんだよ。起きて居て、体を動かしていない時など、時々眠くはなるけどね。」
 目から鱗が落ちるとはこのことだ。自分も今の睡眠時間の現状を受け入れようと思った。今の睡眠時間で充分。と思うことでもしかしたらストレスが少なくなるかも知れない。だいたい、人間の睡眠時間は○時間と研究結果が出て居ない訳でもあるし、当然個人差もある筈だ。今の自分は連続睡眠3時間。あと数時間は目を閉じて横になっているだけで身心の疲れは取れる。と思うことで睡眠不足の思い込みを払拭することにより、精神的な疲れも軽減できるかも知れない。
 ただし、1回目の睡眠導入について、酒の力は今後も借りようと思う。これがないと本当に眠りに入るのが大変なのだ、本当に。ただこれはMさんはやっていない方法なのだけれども。
  

Posted by ばうまにあ at 02:01Comments(0)日常

2017年02月26日

除雪

 町内の"パートナーシップ"による除排雪行事が終了して道路がきれいになった直後のまとまった降雪には、納得できない気持ちがどうしても湧いてくる。頭の中では「まだ2月だから仕方ない」という思いはあるものの、それでもやはり気持ちの整理がつきにくいまま除雪作業に精を出すしかない。昨日は10センチ未満の積雪だったが、今日は夕方までに20センチ以上の降雪量だ。
 この時期の雪は湿り気が多くて重いので、ますますやる気が出ない。それでもやらねばならないのだが。
 
 この機会に今季の除雪についての感想を書いておこうと思う。

 わが住まいは賃貸だが、車の駐車スペースは自分が除雪しなければならない。自分はこのスペースとその付近の除雪を行っているのだが、両隣の駐車スペースの人が全く除雪をしないので、結構自分の負担が大きい。それで車を全然利用していないのならまだやりやすいのだが、毎回車に積もった雪をその辺に落としたまま除雪せず出ていくので、境界線は山のようになっており、自分の"領地"に崩落してきている場合も多い。いちいち文句を言っていても始まらないので、自陣の部分だけを黙々と除雪している。もちろん気持ちは収まってはいないが、トラブルになるのは避けたいという思いの一心である。
 それにしても自分の領地ですらろくに手を入れない人なのだから、きっと他人のために何かをするということは、金の為でなければやらない人なのだろうな。と類推してしまう。そういう人にも子供はいるので、反面教師のつもりなのかも知れない、と考えても見た。

 除雪した雪は駐車場の一部に寄せていくのだが、この寄せ方にも問題が出てくる。普通だったら、雪は最初は奥へ持ってゆくのが当たり前と思うのだが、そうではなく、雪置き場境界線の一番手前にどーんとおいてしまう人が一部には居るのだ。手前に雪を置かれたらそれ以降は非常に持っていきにくい訳で、でもその雪山の奥には雪を置く十分なスペースが残っているので、結局その雪山をまず崩してから雪を置くという作業になってしまう。これがまた忸怩たる思いを持ちながらの作業になってしまうのだ。ある日、30代後半の主婦と思える女性が手前に雪を置いているのを目撃した。雪の置き方を教えて差し上げようかとも思ったが、相手はいい大人であるし、素直な人でなければ逆恨みも考えられるので、ぐっと言葉を飲み込んで、黙々とその手前に置かれた雪の山を奥に押し込んでから自分の雪を置いた。これでわかってくれれば、という思いもあったのだが、その後も同じ対応なので、まったくの無駄な行為であった。今日の雪も対応は同じ。ただ、まったく何もしない人よりはまだマシなのかな、と自分で自分を騙している。

 これは自分の住居ではないのだが、結構立派に見えるアパートやマンションだが、入り口の除排雪がなされておらず、けもの道のようになっているのを見かけることがあるが、これもやはり頂けない。そこに住む人間たちの性質までも悪く憶測してしまう。自分の住んでいるところも除雪担当者が居る訳ではないので、入り口周辺などは自分たちがやらなければならない。日ごと週ごとに担当を決めているところもあるようだが、自分のところはそうしていないので、できるときにできる人が除雪している。もちろん自分が除雪しているが、ほかにも時々やってくれる人が居るのでうちはうまくいっている方だろう。ただし、住民全員が行っているわけではないので、あくまでも一部の有志だけによる行為なのだが、これは仕方のないことなのだろう。何といっても、自分がしなければならない場所でさえ全くしない人が居る訳だから。

 ただ、引っ越しを考えている人はこの時期の道路状況を見ておくことは有意義なことのように思う。機能している町内会であれば、きちんと除排雪が行われているし、機能していない町内会では、今の時期の道路もぐだぐだである。住みよい町内かどうかを見極めるのはこの時期がよい、ということなのである。

 除雪作業は、冬場にはやらなければならないことではあるが、基本的には前向きに行いう作業とはなり得ない。無駄な労力を使わさせられると思う人も多いだろう。どちらかというと、自分もそう思う一人である。自分はただただ人に迷惑を掛けたくないということと、周囲の美観と通りやすさということについて少しは寄与していたいという小さな希望がある。まあ、そんなことでも考えていないとやってられない時もあるのだ。
  

Posted by ばうまにあ at 19:49Comments(0)北の暮らし